【ワイルドファイター】ロッジのプロフィール【ワイファイ/ブラサバ/エタリタ/エターナルリターン】

名前

イザベラ

コード番号

18M-RFT37

国家

ブラジル

年齢

20

職業

掃除屋

身体(身長)

165cm

 

・詳細情報

武装集団の傭兵として、子どもの頃から訓練を受けていた。冷たい表情と無口さによって、コミュニケーションに困難を感じている。殺人を遂行しなくてはならない状況でも、ためらうことなく仕事をおこなう、冷淡な性格。

 

卓越した判断力と四季力によって常に任務を成功に導いてきたため依頼はとどまることを知らなかったが、人を極度に警戒し信頼できないため、いつも違うメンバーたちと任務を遂行した。

 

現在、同じ孤児院出身の仲間たちを探している。

 

 

・ルミアのレポート

18M-RFT37(ロッジ)はMOKで4年、そして傭兵としても4年間過ごした経験があるからか、指揮官として行動することに慣れています。与えられた情報を土台に作戦を立て、各自にとって適切な役割と指示を出します。突発的な状況においてもうろたえることなく、冷静に対処します。

 

彼女が構想した作戦は、みんなが指示に従った場合は大体、成功しました。そのことを身をもって知った実験体たちは、彼女の言葉に全面的に従いながら、同盟関係を維持してきました。

 

もちろん、いつも命令について多くを語らず、失敗した場合、毒舌をぶちまける18M-RFT37(ロッジ)と対立する実験体たちも少なくありませんでした。02M-RF42(エヴァ)は、他者を評価する基準が「作戦遂行能力」でしかない彼女にうんざりして、同盟を脱退したりもしました。能力があるから同盟を無部には悪くないのですが、性格面を考えると一緒に過ごすのは難しいというのが多くの実験体たちの評価でした。

 

18M-RFT37(ロッジ)も、非協力的で何をしだすか分からない実験体たちを味方に置いておくことはできるだけ避けようとしました。ちょっとした失敗だけですべてが危うくなる状況を何回も経験したためか、危険な因子はできるだけ取り除いておきたかったわけです。

 

 

・アグライアのファイル

ロッジ、いや、イサベラは、とある宗教財団が運営する孤児院で、平穏な幼少期を送ってきました。しかし彼女が12歳になった時、孤児院で面倒見のいい長男の役割をしていたフランシスコがとある武装集団に感化されて、平和が崩れてしまいました。フランシスコはマルセロを含む孤児院の子どもたちを、武将集団(※1)に引き入れてしまいました。イサベラは武装集団への入団を拒みましたが、友人たちが心配になり、結局、入団することにしました。

 

それから4年。武器取引の任務にあたっていたイサベラは、爆発事故に巻き込まれてしましました。マルセロとフランシスコを守るために身を投げた彼女でしたが、怪我をした自分を置き去りにするフランシスコの後ろ姿を目にしたのでした。彼女はフランシスコの秘密を知ってしまったということを理由に、見殺しにされたのです。

 

イサベラは幸いにも一命を取り留めましたが、フランシスコによって死亡したことにされてしまいました。マルセロ、いやアイソルは、爆発事故によってイサベラが死んでしまったものと思っていました。

 

その後、イサベラは、自分の名前を捨ててロッジという名前で生きていくことにしました。彼女の生存に対するモチベーションは二つありました。それはつまりフランシスコに対する復讐心と、友人でした。

 

しかし、孤児院で一緒に生活した友人たちはもうほとんど死んでいました。唯一、残っていたのはアイソルくらいでした。そのため、ロッジの行動は常にアイソルに左右されがちなんです。自分よりもアイソルの生存に、神経を使っていることも多かったです。

 

残念ながらアイソルは、本人よりも4歳年を取ってしまった友人の存在を認識できていませんが。

 

※1……原文ママ

 

 

・エレボスのデータ

やっぱり、傭兵出身だからだろうか…。任務における成績にも素晴らしいものがありますね。いかなる状況においても冷静さを失うことなく、仕事を過不足なくこなしていく姿勢は我々の間でも評判でした。つまり我々にとって不可欠な存在だったわけです。

 

もちろん任務においてもそうでしたが、一個人として見た時は、気難しい存在です。必要最小限なことしか口にしませんでしたから。他の人たちと親しくなろうともしませんでしたし。つけこむ隙なんか一つも与えないタイプです。

 

ところで、そんなに冷徹な人にも信仰があるみたいですね?明け方、休憩室の片隅で静かに祈りを捧げていたのを見たことがあります。見てはいけないものを見ているような気がしてとっさに身を隠したんですが、何かをつぶやいてからチョコレートを口にし、外に出ていきました。そういえば、休憩室でよくチョコレートを食べていたような気が。きっと、好きなんでしょうね?

 

 

・個人の記録

こうやって一人、チョコレートを口に入れてると、孤児院の里庭で君たちとチョコレートを分け合ってた時のことが思い出されてね。高級なチョコレートを食べても、その時ほどはおいしくないんだよね。長い山道も、君たちと歌を歌いながら登ってたからさ、辛くはなかったんだよ。孤児院では物が足りなくて、食べ物も服も分け合うのが当然だったけど、でも、あの時が一番幸せだったと思う。君たちもそうだったよね?

 

フランシスコ…。私たちは、フランシスコのことを止められなかった。それで、みんな不幸になっちゃった。一緒にチョコレートを分け合う仲だったのに、お互い殺し合いをする仲になってしまうとは…。どうして、こうなっちゃったんだろう。

 

マルセロ以外、みんな死んでしまったという話を聞いた時、私も一緒に死んでしまおうかと思った。でも、マルセロが…。まだマルセロが生きてるんだから、死ねなかったよ。最後の…。たった一人の家族だから…。

 

マルセロが私のことを覚えていなかったとしても、そんなの、関係ない。やつと一緒に元の体に戻って、フランシスコに復習してやる。その時は、マルセロ、私のことを覚えていてくれたら嬉しいけど…。私ってバカかも…。

 

でも、いつかまた、出会えたら…。その時は、アイスクリームを買ってあげるね。みんな食べてみたかったのに、食べられなかったじゃない。

約束するから、私のために祈ってちょうだい。

 

会いたいよ、みんな…。