【ワイルドファイター】ルクのプロフィール【ワイファイ/ブラサバ/エタリタ/エターナルリターン】

名前

ルク

コード番号

18M-RFT36

国家

ポーランド

年齢

27

職業

掃除屋

身体(身長)

177cm

 

・詳細情報

掃除歴8年のベテラン厨房(※1)掃除人を名乗る青年。

 

気さくな性格と笑顔が特徴的で、掃除だけでなくどんな種類の頼み事でもその多くを遅滞無く解決してくれるため、人気が高い。

 

しかし、昼の職業は一種のかくれみのでした。夜は依頼されたターゲットを殺害する、殺人請負人として暗躍していたのです。今まで、依頼に失敗したことはない。

 

父親は彼が生まれる前に死亡し、監獄に入れられていた母親もやはり、彼が8歳になる前に死亡してしまった。施設で育ち、養子に送られ、義父から人を殺す技術を学んだ。

 

彼が言う「掃除」とは、時によってその対象が変わるから注意しよう。

 

※1……原文ママ、中坊の誤字?

 

 

・ルミアのレポート

普段は、実験体たちとは特に衝突することもなく生活しています。彼は好戦的には見えませんし、むしろ隙が多そうなくらいなので、警戒されないんでしょう。しかし、親しかった実験体とは言え、殺せる状況がやってきた場合、そのチャンスを逃すことはありません。

 

同盟を結んでから最後に残った実験体たちは、仲間同士、殺し合う運命にあり、みな苦しみに苦しむのですが、彼に関しては言えばそんなことはちっとも該当せず、冷徹に行動を起こします。

 

彼が自分の正体を明かし、殺人をおこなうことは極めてまれなため、多くの実験体は攻撃が18M-RFT36(ルク)によるものだということに気づけないまま、死んでいきました。

 

お金や名誉なんか気にしなくても生きていけるこの島の中で18M-RFT36(ルーク)(※1)の目的はひたすら「ターゲットの除去と最終生存」のみでした。それは、彼の職業観でもあります。

 

彼を島に投入する前、職業の特性上、殺人自体に対する拒否感が少ないため、誰よりも実験に有利なのではないかという意見がありましたが、的中していました。

 

※1……原文ママ

 

 

・アグライアのファイル

ルカシュ・レヴァンドフスキーは夫を殺害した罪で監獄に収監された母親のせいで、施設に預けられて育ちました。母親が監獄内で衰弱死した後、ルカシュが8歳なる年からは父親の友人によって育てられました。それ以降、記録も足取りも分からなくなりました。

 

十数年の時が経ってから、ルカシュが見つかりました。行方不明であったことから実験体リストから暫定的に削除されていた状態だったのですが、諜報員によって生存が確認されました。観察の結果、彼が二つの職業をまたにかけていたという事実も判明しました。昼には感じのよい掃除人、彼には冷徹極まりない殺人請負人だったのです。

 

両親もまた、生前、組織に属する殺人請負人でした。彼らの位置を教えてくれた諜報員によれば、夫婦は妊娠をきっかけに組織を脱退したそうです。この事実を知った密告者の存在をけむたく思った夫婦は、他の地域へ移動することにしたのですが、移動しようという夜、彼らを捕まえようと組織が動いたのです。ルカシュの母親は生き残りはしたのですが、夫を殺害したという罪をかぶせられ、監獄に収監されられてしまいました。

 

ルカシュは、母親が父親を殺害したものと思っていたのですが、義父からそれらは全て嘘の内容であり、両親を罠に陥れた組織の存在を示唆してくれたのです。その事実に彼は、衝撃を受けたのでした。名

 

前(※1)を変えながらも、何回も引っ越しをしながらも、人を殺すための苦しい訓練に耐えられたのは、復讐心のおかげでしょう。つまりは、両親を罠に陥れた組織に対する復讐心と、自分を育ててくれた義父への愛情が、今のルカシュを作ったと言っても過言ではありません。本当の父親に接してくれましたからね。彼を島におびきよせることができたのも、「義父を確保した」という言葉のおかげです。もしルカシュが我々に抵抗したり、裏切ろうとしたら、義父に関する情報を小出しにするのもいい方法かと思われます。

 

※1……原文ママ

 

 

・エレボスのデータ

一日中、掃除をしてましたね。プロ意識が強いお方なんですか?

 

自分が担当している場所を掃除するのはもちろんですが、たまに、ひどく汚い場所を見つけたら、足を止めて、掃除を始めてしまうくらいです。ここの部屋を全部掃除すると、名乗り上げたくらいですからね。もはや、潔癖症ですね。

 

私がそのことについて指摘したことがあるのですが、真面目な顔をして「衛星とは生存と直結するものです。清掃を怠れば病気になります」と反論されてしまいました。

 

そういえば、汚いところにいる時、皮膚を掻く癖があるみたいですが…。以前、非衛生的なところで過ごしていたんでしょうかね?もちろん…。そうだとしたら、理解してあげる必要がありそうですが…。とはいえ、あまりにもひどいんですからね!

 

あと、文句が一つあるんです。時々、飴ちゃんやお菓子をくれるんですが、自分はもうガキじゃないっていいたいです…。あと変ななぞなぞとかを出してきて、気持ち悪いくらいなんですから。

 

そんな人間が、任務達成率100%だなんて…。本当に、どの姿が本物なのか分かりませんね。

 

 

・個人の記録

お父様、お元気ですか?島の外に出てこれたのに、連絡できませんでした。今すぐお父様のところに向かいたいのですが、まずは体を元に戻すことから始めなくてはならなさそうです。いつまでも童顔なんて不自然じゃないですか。ずっと、若いままだったらそれはそれで不審がられるでしょう?いや、正体を隠すには、むしろそっちの方がいいかな?お父様と末永く一緒に住みたいとは思うんですが、長生きしたいかと言われれば、そうでもありません。僕たち、今まで、平凡とは程遠い生活をしていましたが、体までもが普通じゃなかったら、ちょっと辟易しちゃいますからね。

 

ご無事ですか?いくら隠遁生活を送っていたとしても、見つかる時は見つかってしまうものですね。僕たち、平凡な吾生活を送りたかったじゃないですか。村で、掃除人として働いていた時が一番幸せだった気がするんですが、お父様もそうでしたが?僕はちょうど生きていけるくらいのお金を稼ぎながら、子どもたちにおもちゃやお菓子をあげたりして小さな幸せを感じながら生きていきたいんです。あっ、でも、暖かい南国に一緒に旅行に行くには少しくらい、お金が必要かな?

 

もう少しの辛抱です。きっと、元通りの人生を取り戻せると思います。お父様は、僕の両親を守れなかった、申し訳なかったといつもおっしゃっていましたが、僕にとっての真の親は、お父様だけです。僕たち、きっと再会して、幸せに暮らしましょう。さて、明日、ここの人たちに出すなぞなぞを考えながら、寝ることにします。次、会う日までどうかお元気で。お願いしますよ。

 

あなたの息子、ルカシュより。